ケビン・ホランドは過剰演技だった、股間への打撃は大したことないとマイク・マロットが語る

2025年10月23日
ケビン・ホランドは過剰演技だった、股間への打撃は大したことないとマイク・マロットが語る

マイク・マロットはケビン・ホランドが誇張していると非難した。

マロットはこの週末のUFCヴァンクーヴァーでホランドに対して大差の判定勝ちを収め、オクタゴン内で連勝を三に伸ばし、UFCの戦績を6-1とした。しかし、この勝利には論争の兆しが伴い、開幕ラウンド中にカナダ人選手が相手の腰より下を二度打ったことが原因だった。

最初のインシデントは、ホランドのカップをかすらせた不注意な前蹴りによるものだった。試合はわずか数秒後に再開したが、30秒後にはマロットが膝を放ち、ホランドの鼠径部のあたりを捉えたように見え、試合は再び止まった。

 

ホランドは最終的には闘いを続けることができたが、オクタゴンのマットの上で痛みにうずくまる場面もあった。

アリエル・ヘラウニ・ショーへの出演でこの出来事について語ったマロットは、二度目の低打撃をホランドが過剰に演出したと非難し、膝がホランドのカップを打っただけであると主張した。

「審判には私の膝が彼の腰に当たったと伝えた。股間をかすったのは私のすねだと思う。私のすねは彼のカップに少し触れたが、衝撃はカップには及ばなかった。私の膝は彼のベルトラインを打った。意図していたより少し低かった。もう一度見返せば、私は彼のベルトラインを正確に打っており、彼のカップを膝で打ってはいない。私が膝を着地させた時、私のすねがかすった可能性があるが、それは気持ちよくはなかったかもしれない。」

「練習で股間を強く打たれたことは何度もあり、これよりずっと強い打撃を受けても動じずに続け、フルスパーもこなしてきた。股間打撃の際には誇張があってポイントを狙うため、またのちには試合が終わりそうだという言い訳のようなものとして使われたのではないかと思う。」

ホランドはその後の状況更新を提供し、低打撃の影響が2日後もまだ続いていたことを明かした。

 

「男よ、何を言ってるんだ、兄弟。俺のチンコに何かを打ち込んでくれ、玉が痛いんだ」と試合後にホランドは書き込んだ。

「玉は今も脈打っている。母親に超音波検査を受けさせてくれと頼むとは思わなかった」と月曜日の投稿でホランドは付け加えた。

 
山本 翔太
山本 翔太
フィットネスと格闘技を愛するスポーツライター。大学でスポーツ科学を専攻し、国内外のアスリート取材を通じて「挑戦する心」をテーマに記事を執筆。APFでは、トレーニングとメンタルの両面からパフォーマンスを掘り下げています。